ムラサキ科(旧ハゼリソウ科)ネモフィラ属
北アメリカ原産の一年草で、和名を瑠璃唐草(るりからくさ)といいます。原種が茂みの中の明るい日だまりに自生することに由来し、 英名では「Baby blue eyes(赤ちゃんの青い瞳)」ともいいます。近年、ひたち海浜公園のみはらしの丘の空と海とネモフィラのブルーは、「青の絶景」や「空と繋がる丘」などと国内外のメディアで紹介され、全国屈指の人気スポットとなり、認知度も上がりました。みはらしの丘では、4月中旬~5月上旬が例年見ごろを迎えます。
 
 

昔は、田んぼの嫌われ者として扱われた「イチョウウキゴケ」。
日本で唯一、水面に浮遊して生活している苔類です。
水の富栄養化や、農薬散布などで水質悪化や、冬場の水抜きなどの影響から激減していると言います。
他県では、環境省レットデータブックにも掲載されているこのイチョウウキゴケですが、ひたちなか市では、今夏に全面開園となった親水性中央公園(ひたちなか市、長堀橋はさむ中丸川流域)にある、ビオトープ池で、見ることができます。
整備中の昨年にもこの場所で確認できたことから、生息に適した場所なのだと思います。
本来あるべき姿、生き物たちが棲みよい場所としてこの公園が成熟していくことを願うばかりです。
春先、数mmの幼葉から1.5cm程のイチョウの様な扇状の姿に成長します。
 
 
 

窓などに張り巡らせたネットに、ツル植物を絡ませて窓を覆うものです。日差しを遮り、室内温度の上昇を抑えてくれるのと同時に、植物の蒸散作用によって周囲を冷やすことも期待できます。その上、植物を選ぶことで花や実も楽しめる、よくばりエコツールです。

省エネの夏、皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか?


 地元ひたちなか市は、オオウメガサソウの南限地。
砂質土壌で日当たりの良いアカマツ林に生息しています。

うつむくように下向きの可憐な花をつけるオオウメガサソウは「森の妖精」と言われるぐらい神秘的です。ひたち海浜公園では保護に取り組んでいますが、こんな可憐な花がクローズアップされてしまうぐらい環境が変わってしまったのはさびしいですね

妖精が妖精のままいつまでも咲き続けてくれますように・・・
 
 
 


藜(あかざ)科。 ・学名 Kochia scoparia Kochia : ホウキギ属 scoparia
夏の間緑と秋のピンク色の紅葉がとてもきれいな植物です
枝や茎を乾燥させてほうきを作るところから「箒草(ほうきぐさ)」とも呼ばれます
実は「とんぶり」 ”畑ののキャビア”と呼ばれています(多少無理が…^^;)
秋田の名産。あえ物、酢の物などに使う実際に食べましたが、味はほとんどないけどプチプチと歯でかむ食感がおもしろいですね。

今年のひたち海浜公園では近年では最高の出来です^^  ぜひ一度ご来場を^^

日本の海岸線に広く自生するスカシユリ、『浜辺の女王』とも呼ばれていて、 海岸で目を引くきれ いな花です
そんなスカシユリも最近ではお花屋さんで切花として買うのがベーシック とても種類が多くお手ごろで人気のある花材でもあります

もともと店頭で扱う花は自然界にあったものを、より豪華により生産し易く 改良したものですが、時折、自然保護として、園芸種を浜辺に補植してしまう ケースがあります
こうすると交配が進み、在来の遺伝子がが無くなってしまうんですね・・・
こういう時代だからこそ、みんなで知識と意識を高く持ちたいものですね
 
 
 

ギリシア神話で,美少年ナルシッサスが水面に映る和が姿に見とれ,そのまま花になってしまった
・・・その花が水仙です
英名は narsissus ”自分の美貌に酔いしれる人をナルシストと呼ぶのもここから来ています。
他の花に先駆けて庭から力強く花を咲かせているスイセン一口にスイセンといっても現在では10,000品種以上もあります
好きな花”スイセン”ではなくて、好きなスイセン”○○○”なんてのも素敵ですね
 
 

みなさんは、緑と聞いて、どんな景色を思い出しますか?
公園の木々、里山のの雑木林、奥山の深緑かつては画一的に、義務的に植えられた感のある工場内の樹木も、企業の長い歴史に守られ、立派な樹木に育っています
開発により自然が消えていく中、工場緑地だからこそ守られているのですね

お散歩の時にはぜひ、お近くの工場の樹木をのぞいてください
きっと世の中の不況に負けず、もう立派な新芽を膨らませていますよ